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歯のはなし

歯は昔『齒』と書きました。正面から見た顔には鼻があり、口があり、その中に上下の歯が並んでいる、という形を表現している漢字のようです。

読み方は「は」、または「し」、です。年齢とともに変化がはっきりと見えるために、別に「よわい」と読み、齢と同じく、とし、年齢を表します。「よわいす」とは数える、年を数えるということです。

歯徳(しとく)は年齢と徳行

歯序(しじょ)は年齢の順序

歯長(しちょう)は年より

尚歯(しょうし)は老人を尊敬することです。

歯の横にヒ(スプーン)を付けると齔(しん、ちん)と読み、味噌歯(みそっぱ)のことです。すなわち、子供の虫歯で欠けて黒くなった歯のことです。また齔は「いとけなし」、稚し、幼しとも読み、幼児をも意味するようになりました。

齟齬は「そご」と読み、歯のそろわぬことから物事のそろわぬことです。 歯が身近なものであるためか、ことわざにもなるほどという感じがでています。
 歯に衣着せぬ つつみかくさず言うこと。
 歯亡び舌存す 剛強なものはかえって早く亡び、柔軟なものが存在すること。老師が曰く、ですが、歯も手入れ次第で長く持ちます。
 明眸皓歯(めいぼうこうし) ひとみが澄んで歯の白い美人の形容。あなたも明眸皓歯になってください。

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