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歯科衛生士豆知識

歯科衛生士の歴史

昭和22年の保健所法の改正により、歯科衛生が初めて歯科衛生士という職業が業務に取り入れられました。歯科衛生士は保健所に勤務し、主に歯科予防処置や歯科保健指導を行っていました。

歯科衛生士法の制定が昭和23年10月27日です。

昭和30年になり歯科医師をアシストする診療の補助が歯科衛生士の業務に加えられました。

さらに平成元年には歯科衛生士法の業務に「歯科保健指導」が加えられ、社会的ニーズと活躍の機会も多くなり現在に至っています。

このように、歯科衛生士は60年以上の長い歴史があるのです。

歯科衛生士の数

歯科衛生士の資格を持っている人は約24万人。そのうち就業している人は約10万3千人です。一方、就業歯科医師が約10万人で歯科医師が複数の歯科衛生士を雇うことを考えるとその数は充分に足りているとは言えず近年歯科衛生士不足が慢性化し、深刻な問題となっているのが現状です。

歯科衛生士と歯科助手の違い

国家資格である歯科衛生士は、歯科医師の診療補助だけでなく、患者さんの口腔内に直接触れて予防処置を行うことができますし、歯科保健指導を行うこともできます。しかし国家資格でない歯科助手は、患者さんの口腔に直接触れることができませんので、予防処置を行うことはできませんし、診療補助を行う際にも、その業務内容に大きな制限があります。

歯科衛生士の国家試験

歯科衛生士の国家試験は、厚生労働大臣が全国統一で毎年1回実施しています。過去3年間の全国の合格率は、平成22年3月の第19回歯科衛生士国家試験は97.2%、平成23年3月の第20回は96.5%、平成24年3月の第21回は95.8%でした。このように歯科衛生士の国家試験は決して「狭き門」というわけではありません。

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