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歯科衛生士の利点

歯科衛生士のメリット

(1)仕事と家庭を両立させやすい

歯科衛生士には病院の看護士さんのように夜勤はありません。歯科診療所の場合、診療時間が決まっているので、残業や早出といった時間外労働もないところがほとんどです。規則正しい勤務時間が保障されているので将来的に結婚や出産、育児ということを考えた際には大きなメリットとなるのではないでしょうか。

(2)女性が多い職場

歯科衛生士は法律上では男女どちらでも資格が取得できますが養成施設のほとんどが女性だけを対象としており、また雇う側も女性を採用することが大半です。就業するとほとんどの同僚は女性となりますのでこれは大きな安心感となるでしょう。

(3)日常の経験が役に立つ

歯科衛生士は専門家として仕事内容が評価されますが仕事以外の経験も活かせる職業であると言えます。例えば、出産・育児を体験すれば小児歯科治療の分野でその知識を活用でき、また家族に老人がいた場合、高齢者への歯科治療に理解が深まるはずです。患者さんとの信頼関係を築くにあたっては、日々の人生経験も重要な意味を持ってきます。

(4)安定した収入

歯科診療所に就職した場合を例にとるとその給与は、一般事務職などの初任給と比べれば高めで専門職の強みと言えます。平均的には、諸手当を含めた初任給が18万円~20万円、年二回のボーナスが3~4カ月分といったところです。勤続10年もすると、手当も含めておよそ24~25万円の給与が支払われます。現状では求人状況も悪くなく、しっかりしたスキルを持った歯科衛生士はどこの歯科医院も必要としています。

(5)高い将来性

今の日本は高齢化社会。今後も高齢者の割合が増えていくことを考えると、しっかり高齢者の口腔内ケアができる高い技術や知識を持った歯科衛生士の役割はますます重要になります。歯科衛生士は現代社会のニーズにマッチした職業であり、これからもそうであり続ける将来性ある職業だと言えます。また、歯科衛生士として現場で5年以上勤務すればケアマネジャー(介護支援専門員)の国家試験受験資格も取得できるので将来介護への道も考えるならば非常に有利です。

歯科衛生士のデメリット

歯科衛生士になるためには3年間学校に通い勉強し、国家資格を取らなければなりません。そのためには時間とお金がかかります。(授業料などの費用は専門学校と大学では金額に開きがあります。各学校資料の学費面をご覧ください)どんな仕事でもそうですが特に医療ですので、歯科衛生士になって働き出しても勉強は必要です。歯科治療は医療ですので人様に直接触れる仕事であり時には命に関わることもあります。だからきっちりとしたことも要求されますし、相応の厳しさもあります。ただ、高い学力がないと学校には入れないこともありません。学校により入学時に求められる学力は違いますが推薦で入れる学校もあります。人と接することが多いので様々なことを学ぶこともできます。これから先の状況を考えましてもデメリット以上のメリットが沢山あると思います。

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